今回はストレスを抱えた方がつい手を出しがちな間違ったストレス対策をご紹介します。
その間違ったストレス対策は効果がないだけでなく、ストレスを悪化させてしまうという危険性もあるので注意してください!
今からご紹介する項目はアメリカの心理学会が間違ったストレス対策として公表したものも含まれます。
あなたも自分自身がやってしまってないか確かめてみてください。
この記事はこんな方におすすめ
・日頃からストレスを感じている
・ストレスが解消できない
・ストレスって何?
超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド /鉄人社/鈴木祐
【やりがちな間違ったストレス解消方法8選】 そのストレス解消方法は間違いです
ストレスってなに?
ストレスは外部から刺激を受けたときに発生します。
それは人的要因・環境的要因・心理的要因と原因はさまざまです。
現代の社会ではストレスを全く感じないという人はいないのではないでしょうか。
それはストレスが嫌なことから感じるのはもちろん、うれしいことに対してもストレスを感じてしまうからです。
たとえば出産や新居を建てたなどはとてもうれしい出来事ですよね。
しかし出産もいままでしたことのない体験にストレスを感じてしまいます。
新居を建てるのもいままで住んでいたところと環境が変わるなどストレスを感じてしまうこともあります。
ですのでストレスというのは嫌なこと・うれしいことにかかわらず「環境の変化」によって発生するということがわかります。
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①ギャンブル
あなたはパチンコや競馬、競輪等はやっていないでしょうか!
ギャンブルは一時的に脳内麻薬の分泌を増やして
神経を激しく興奮させる効果があります。
しかし、その脳内麻薬がすぐに減ってしまうため一時的な幸福感に過ぎません!
あくまで神経を刺激しているだけですのでストレス対策にもなりません。
またその状態をずっと続けてしまうと脳内麻薬の効きが悪くなります。
そうするとどのようなことが起きるかというと
ギャンブルをしていない時に異様に
イライラしてしまうということが起きてしまいます。
ですのでギャンブルはストレス対策としてはとても危険なものです。
②ショッピング
あなたももしかしたら大きな買い物をした時スッキリしたような気分にならないですか?
しかしこれもギャンブルと同じで、欲しいものを買ったという事で
一時的に神経を興奮させているだけです。
時間が経てばその喜びがうすれ、神経の疲れが残るだけなのです。
特に高いものを買った時ほど後にストレスが増えてしまう現象が確認されています。
ただし旅行や募金スポーツクラブや自分のため人のためになる
お金の使い方には逆にストレスは増えず幸福度は上がります。
お金の使い方には充分注意しましょう。
③タバコ
タバコを吸う人の多くはイライラしたときに吸うとリラックスできるといいます。
しかしこれはとても大きな勘違いです。
タバコを吸うとニコチンが約8秒で脳に達し、ドーパミンと言う神経物質を分泌させます。
ドーパミンが増えると幸せな気分になり一時的にリラックスしたかのような気分が生まれます。
しかしこのドーパミンは心拍数を上げ、筋肉をカチカチに緊張させてしまう作用もあります。
タバコを吸っている方は経験があると思いますが
タバコを吸った後は体がだるくなることがあると思います。
ドーパミンが切れると疲れとイライラだけが残ってしまいます。
心拍数を上げ筋肉をカチカチに緊張させてしまう作用もあります。
④お酒
お酒もよくストレス対策として聞くと思いますがこれも逆効果です。
アルコールを飲むと楽しくなるということがあると思います。
しかしそれと同時にお酒は人体にストレス反応も与えてしまいます。
もちろん気の合う仲間と少量のお酒を飲む位なら何も問題はありません。世間で言うやけ酒と言うのは決してしないようにしましょう。
⑤暴食
嫌なことがあった時つい、デザートやラーメンなどを
食べ過ぎてしまうという事はありませんか?
確かに好きなもの食べるとテンションがすごく上がります。
でも食べ過ぎが良くないと言うのは何故でしょうか。
実はタバコと同じメカニズムが働いています。
好きな食べ物食べると一時的にドーパミンが増加します。
これはタバコと同じで一時的なものですので
時間がたつと逆にストレスが増えてしまうということです。
⑥睡眠をとりすぎる
ストレスの解消法に「睡眠」が思いつくでしょう。
「今日は嫌なことがあったから寝て忘れる!」そういったかたも多いのではないでしょうか。
確かに睡眠をとることはストレス対策として有効な手段です。
身体・精神的な疲れ両方とも癒してくれるのでとてもいいことです。
しかし睡眠をとりすぎるというのは反対にストレスを増幅させる原因になってしまいます。
たとえばいつもは朝7時に起きるのに休日だから昼過ぎまでねてしまう。
こうしてしまうと体内時計が狂い、朝起きたときに以下のような症状が起きてしまう場合があります。
・頭が痛い
・体がぐったりする
・寝足りない気がする
・やる気が起きない
こうなってしまうと夜寝れないストレスなど反対にストレスがたまってしまいます。
休日でも寝過ぎず健康的な生活をすることをおすすめします。
また、何か悩みながら寝ることもストレスをためてしまう原因にもなります。
いろいろ考えながら寝ようとしても眠れないことがありませんか?
そうすると必死に寝ようねようとおもってどんどん眠れなくなりストレスの原因になってしまいます。
その点も気を付けたいポイントですね!
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⑦オンラインゲーム
ゲームとは本来楽しむためにするものです。
しかしゲームの中でも、特にオンラインゲームはストレスの原因になる場合が多いです。
オンラインゲームはリアルな人間とチームでやりますよね。
そうなるとやはり仲間外れにされたくない・怒られたくない・ほかの人より強くなりたいと、レベルや技術を必死に上げようとします。
そのためには長時間ゲームをやり続ける必要があります。
すると睡眠時間を削ってまでゲームをやるようになってしまいます。
睡眠時間が減るというのは身体的にも精神的にもストレスを感じてしまいます。
このようにせっかくストレス解消のためにはじめたゲームが、ストレスの原因になってしまうこともあります。
⑧スマホ
インターネットが普及し、スマホを触る機会が多くなりました。
スマホでは様々なサイトや動画・SNSなど様々なコンテンツを利用できるようになりました。
さまざまなコンテンツが利用できるからこそどんどんスマホへの依存度が高まっていきます。
そのスマホへの依存がストレスの原因となってしまいます。
スマホへの依存が高まるにつれて、スマホをいじっていない時間が落ち着かなくなってしまいます。
また寝る直前までスマホをいじってると睡眠の質が悪くなってしまいます。
以上のことからスマホはストレスの原因になってしまうことがあります。
間違ったストレス解消方法 まとめ
生活する中でストレスはどうしてもあります。
それをどのように発散していくかが大事です。
しかもそのストレスを正しい方法で発散しないといけません。
今回ご紹介した中に、あなたもついついやってしまう
というものがありませんでしたか?
間違ったストレス発散方法が習慣になってしまっている方は
ゆっくりでもいいので改善していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!