ボイトレは歌が上達するためには絶対に欠かせないもので、 歌が上手な人もプロ歌手も必ずボイトレをしていますし、アナウンサーや声優もボイトレをしています。
そんなボイトレですが
■ボイトレしても意味がない
■ボイトレは本当に効果があるの?
■ボイトレしたけど何も変わらなかった
という声を聞きますが、本当にボイトレは意味がないのでしょうか。
結論から言うと「ボイトレをすれば歌は上達します」。
もちろん個人差などはありますが、ボイトレは全く意味がないと言う事はありません。
ただ、間違ったやり方でやってしまうと本当に意味のないものになってしまう場合があります。
今回はボイトレの効果はもちろん、効果が出ない原因と正しい練習方法を紹介します。
ボイトレの効果
ボイトレは歌が上手くなるためには必要なもので、個人差はあれど必ず効果があります。
まずはボイトレをする事によって得られる効果を解説します。
高い声が出るようになる
ボイトレを習う動機の1つとして多いのが「高い声が出せるようになりたい」です。
先ほども述べましたがボイトレの効果に個人差はあるものの、現在より高い声は出るようになります。
言い方を変えると現在よりも楽に声が出せるようになるの方が正しい表現です。
今まで自分の中で9割の力で出さないと出なかった音域が、7割の力で出るようになるといったイメージで、そうすれば自然に最高音域も徐々に上がってきます。
僕自身も実際に昔より高い声が出るようになりました。
個人差や限界はあるものの、ボイトレをする事で高い声が出るようになります。
滑舌がよくなる
ボイトレは歌が上手くなるだけでなく、滑舌も良くなります。
ボイトレは歌手だけでなく、滑舌がすごく大切なアナウンサーもしますので滑舌をよくするためにとても大切な要素だといえます。
ただ歌を上手くなるボイトレも滑舌をよくするために効果がないとは言いませんが、ただ滑舌をよくしたいだけなら、滑舌をよくする専門のボイトレ教室に通った方が効率はいいです。
もちろん歌にも滑舌はとても重要な要素です。
モチベーションを保ちやすくなる
モチベーションを保つためにはボイトレはとても重要です。
歌は上手になりたいけど、ただカラオケに行くだけで本当に上手くなるのかなという疑問を抱いた事はないですか?
ただ漠然とカラオケに行くだけだと成長できるのか疑問を抱くようになります。
しかしボイトレをする事でトレーニングしたことをカラオケで試すこともできるので、カラオケ行くモチベーションも保つことができます。
また自分で上手くなっているのが実感できた場合、ますますモチベーションに繋がりますよね!
正しい音程が身に付く
歌と切り離せない重要な要素として音程があります。
音程が全く合ってないと違った曲にも聴こえてしまいますし、最悪の場合聴き手に不快感を与えてしまいます。
そんな歌に大切な音程ですが、ボイトレをする事で今より正しい音程感覚が身につきます。
特に効果的なのがピアノを使ったレッスンでピアノの音に合わせて発声していく事で、今より正確に音程を感じ取ることができるようになります。
初めは難しいかもしれませんが、徐々に以前よりしっかりとした音程で歌えるようになっていると実感できます。
リズム感が身に付く
リズム感も歌から切り離せない重要な要素です。
リズムが全くあっていないと音程と同じで違う曲に聴こえ、聴き手に不快感を与えてしまう場合もあります。
そしてリズムというのは厄介で歌唱中に一度ずれてしまうと正しいリズムに戻すのが難しいです。
そうなってしまうと一曲丸々台無しにしてしまうので、リズム感というのはとても重要な要素です。
ボイトレをして今よりもリズム感をレベルアップさせましょう!
音楽の知識が身に付く
人に教えてもらう、独学どちらでもボイトレをする事で音楽の知識が身につきます。
ボイトレをしているとすくなからず専門用語や、小学生の頃に習ったような音楽の知識が当たり前に出てきます。
一見音楽の知識は歌が上手くなるのに必要なさそうですが、まずは頭で原理を理解することが重要です。
ですので実戦だけでなく、知識もしっかりと身につけましょう!
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ボイトレの効果が出ない人の特徴と正しい練習法
ここまでボイトレの効果について解説してきましたが、中には効果がでないという方もいます。
効果がでない人には共通の特徴があります。
今からはボイトレで効果が出ない人の特徴と正しい練習法をご紹介します。
原因①基礎練習をやらない
ボイトレというとあっという間に高い声が出るようになる、声が出しやすくなるトレーニングがあると思うかもしれませんがそうではありません。
ボイトレで大切なのは発声の基礎をしっかりやることです。
歌手やアーティストもしっかりと基礎をやっているから、歌が上手になっています。
しかしボイトレの効果が出ない人ほど、基礎練習をおこたってしまいます。
なのでまずはテクニックに走るのではなく、発声の基礎をしっかりと練習しましょう。
原因②コツコツとトレーニングしない
歌は一朝一夕では上手くはなりません。
上達したいならコツコツとトレーニングする必要があります。
しかし、ボイトレの効果がでないという人ほどコツコツトレーニングをしていません。
1日、2日ボイトレをしただけではその場では効果が出ても何日かすると意味がなくなります。
歌手も長年コツコツとトレーニングをしてきて歌手になっています。
ですのでボイトレの効果がでないという方は、もう一度コツコツとトレーニングしてみましょう。
原因③人にアドバイスを求めない
プライドが高かったり、恥ずかしい気持ちがあるとなかなか人にアドバイスを求めることができません。
しかし他の人にアドバイスを求めることが上達への近道です。
自分ができていないところを指摘してもらい、できてない部分に焦点を絞ってトレーニングすることができます。
独学でボイトレをする人は特に、友人とカラオケへいってアドバイスを求めることをオススメします。
本当に上手くなりたいならボイトレスクールに通おう
ボイトレは独学でもできますが、先ほども説明した通り人にアドバイスをもらった方が上達します。
その相手が自分より歌が上手。詳しい人ならなおさらです。
ですので本当に歌が上手くなりたいなら、ボイトレスクールに通うことをオススメします。
ボイトレスクールには実績のある講師がたくさんいるので、ボイストレーニングに関してたくさん学ぶことができます。
ボイトレは効果がないと言う事はないですが、やり方次第では成長も遅く場合によっては全く意味のないものになってしまいます。
始めは自宅で独学のボイトレでもいいですが、もっともっと上手くなりたいなら、上手な人にアドバイスを求めたりボイトレスクールに通いましょう!
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そうすることで周りの人に差をつけることもできますし、自分自身が一番成長したと感じることができます。
歌がもっと上手くなって周りの人を驚かせたくないですか?