世界最強の剣士と呼ばれ、かつては王下七武海の一人として君臨していたミホーク。
しかし現在は七武海制度廃止により、急にミホークが海軍から追われる立場になってしまいました。
今回はそんなミホークについて解説したいと思います。
またミホークの、まだ完全には明らかになっていない強さやイム様の諜報員説も考察しました。
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世界最強の剣士 ミホークとは
ミホークは「世界最強の剣士」や「鷹の目のミホーク」という異名があり、本名はジュラキュール・ミホーク。
懸賞金は未だに明らかになってはいませんが、シャンクスに対しての「片腕の貴様と今さら決着をつけようなどと思わん」というミホークの発言から片腕を失う前のシャンクスと互角の勝負をしていることが推測できるので、強さだけでいうと懸賞金は四皇と同じくらいと言えます。
気になるミホークの生い立ちは描かれておらず、初登場はグランドラインから東の海へ逃げてきたクリークの艦隊を、「暇つぶし」といい追いかけてたシーンです。
現在ミホークの技や能力は詳しくは明らかになってはいませんが、大きなガレオン船を真っ二つに斬る様子から、ドン・クリークは「何か妙な能力を使ったに違いねぇ!!」言っています。
しかしミホークに修行してもらった現在のゾロも、マリージョアで乗り間違えたガレオン船をかつてのミホークと同じように真っ二つに斬っているのでなんとも言えません。
頂上戦争では七武海として海軍側の戦力として活躍し、白ひげが起こした津波を青キジが凍らせることによってできた大きな氷塊を、遠く離れた場所からたった一振りの斬撃で真っ二つに斬るなど圧倒的な強さを見せています。
現在は新世界にある「シッケアール王国の跡地」を根城にし、ペローナと共に気ままに生活していましたが、七武海制度廃止により海軍に狙われるようになったため今後の動向が気になりますね。
鷹の目のミホークはどんな人物?
ミホークの性格は東の海の海上レストランバラティエでの初登場シーンで、グランドラインからわざわざ東の海まで「暇つぶし」としてクリークの艦隊を潰しにきた様子を見ると「気まぐれな性格」ということがわかります。
そしてクロコダイルがルフィにやられた際の、七武海に対する政府の召集命令にミホークは応じました。
その際にドフラミンゴが「まさかお前が...!!これは最も意外な男が来なすった」と発言しておりミホークも「今回の議題にかかわる海賊たちに少々興味があってな」と発言していることからも自分の興味がない議題の時には政府の召集命令にも応じない、気まぐれな性格の人物と推測できます。
他にも初登場した時のゾロとの戦いでは「おれはうさぎを狩るのに全力を出すバカなケモノとは違う」というセリフから、弱い相手には本気を出さない・興味もないといった実力主義者ということもわかります。
そして初登場から現在までどんな戦闘シーンでも慌てふためいているところを見たことがありません。
そんないかなる場合でも落ち着いている様子から冷静沈着、さらに七武海制度が廃止され、海軍が自分を捉えに来た時には「武者震いがする...久しぶりだな...追われる立場に戻るのは...フフ」と発言していることからかなりの自信家ということがわかります。
しかし一見、冷静沈着で感情をあまり表に出さないミホークですが、ゾロとの戦闘後には「己を知り!世界を知り!強くなれロロノア!このおれを超えてみよロロノア!」という力強いセリフを吐いています。
そして新世界ではかつて対決し、マリージョアで黄猿やパシフィスタに負けたゾロに「俺に剣を教えてくれ」と土下座され、その熱意に負け稽古をつけるなど情に熱い部分も持っています。
鷹の目のミホークの強さは?
現在ミホークの詳しい技や能力・強さは明らかになっていませんが作中でもトップクラスの実力を持っていると考えられます。
まず四皇であり、頂上戦争では現海軍元帥である赤犬の攻撃を刀一本で止め、頂上戦争を終わらせたシャンクス相手に「片腕の貴様と今さら決着をつけようなどと思わん」と発言しています。
このことからミホークは、片腕でも十分強いシャンクスの両腕があった頃と同等の強さがあるということがわかります。
同じ七武海で国一つを支配するほどの力を持つドンキホーテ・ドフラミンゴでさえ、トラファルガー・ローに「お前がSMILEを作れないと奴(カイドウ)に知れたらどうなる」と言われた際に顔を引きつっていました。
よってドフラミンゴはシャンクスと同じ四皇であるカイドウにビビっていたので、ミホークの強さは七武海の中でもトップクラスであるといえます。
またミホークが持っている大きな刀は最上大業物の黒刀「夜」といいます。
最上大業物とは世界に12本しかない最高ランクの刀のことで、ミホークが持っている「夜」は最上大業物の内の1本です。
世界最強の剣士であるミホークが最上大業物を持っているというのは納得がいくのではないでしょうか。
現在、最上大業物は作中で3本登場しており、1本めはミホークが持つ「夜」、2本めは白ひげが持っていた薙刀の「むら雲切り」、そしてまだ所有者や刀の詳細は明らかになっていませんが、ローグタウンでたしぎが「初代鬼徹」の存在を明らかにしています。
そして頂上戦争では白ひげがグラグラの実の力で起こした地震による津波を、青キジがヒエヒエの実の能力で凍らせできた、氷山のような大きな氷塊を遠い位置から簡単に真っ二つに斬っています。
またルフィの行動を先読みし確実に攻撃を当てていることから見聞色、ゾロがミホークとの修行後に武装色の覇気を使えるようになっていることから武装色の覇気を使用できることがわかります。
他にも2019年に公開された映画「ONE PIECE STAMPEDE」では、2年間の修行を経て、パワーアップしたゾロですら真っ二つに切るのが精一杯だった、藤虎が落とした隕石をいとも簡単に粉々にしたシーンからもミホークの強さが伺えます。
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鷹の目のミホークはイム様の諜報員?
ミホークはイム様の諜報員なのではないかという説が浮上しています。
イム様は世界会議が開幕した際初登場した人物で、世界最高権力である五老星でさえも、イム様の前ではひれ伏していることから、五老星よりも権力を持っている人物と推測できます。
ではなぜミホークはそんなイム様の諜報員という説が浮上しているのでしょうか。
まずはミホークの「目」に注目してみてください。
ミホークの目は2つの円に黒丸という特徴的な目をしていますが、イム様も同じ目をしています。
イム様に関しては目以外の容姿は明らかになっていないので、目に重要な意味があるのではないかと推測できます。
そして実はこの特徴的な目を持つキャラクターは他にもいます。
それはズニーシャ(象主)という謎の巨大な象です。
初登場はドレスローザー編後のゾウという島で、ズニーシャは1000年以上前に大きな罪を犯したことから、現在でも世界中の海を彷徨い続けています。
もし犯した大きな罪が世界政府やイム様を裏切ったことだとすると、イム様に操られ、イム様と同じ目をしていることも納得できます。
このことから考えるとイム様と同じ目をしているミホークは、イム様と何か重要な関係があると推測できます。
そしてミホークが腕にしているミサンガが、ドンキホーテ・ドフラミンゴと同じものという点もすごく気になります。
ドフラミンゴは元天竜人であり、過去に全世界を騙した自身の七武海脱退のデマを流せるということや、マリージョア内部にある重大な国宝の秘密を知っていることから、現在も何かしら天竜人やイム様と関係がありそうです。
そんなドフラミンゴの腕に右腕ついているミサンガとミホークの左腕についているミサンガが同じものなんです。
このことから天竜人のトップであるイム様の諜報員としてドフラミンゴが右腕、ミホークが左腕なのではないかと推測できます。
そしてミホークの本名の「ジュラキュール・ミホーク」のジュラキュールはドラキュラからきています。
ドラキュラはルーマニア語で「竜の息子」という意味があり、天竜人であり、世界最高権力を持つ五老星より権力を持つであろうイム様は天竜人である可能性が高く、そのイム様と何か重要な関係があることは十分にあり得ます。
またミホークは神を連想させる十字架に関するものを多く持っていて、神を崇拝しているような様子がよく見受けられます。
その証拠にミホークの剣に十字架、根城にしているシッケアール王国跡地には十字架が建てられています。
ワンピース界で神といえば、天竜人。
そして、そのトップはイム様なのでこの十字架からイム様を崇めているとも考えられます。
鷹の目のミホークはイム様に操られている? まとめ
技や能力は未だに明らかになってはいないものの、今の段階で圧倒的な強さを誇るミホーク。
今後海軍に追われるようになり、いずれ懸賞金や能力・強さが明らかになるのがとても楽しみですね!
※追記 2022/9/2
ついにミホークの懸賞金が判明しましたね!
その額なんと35億9000万ベリー!!
作中の登場キャラではシャンクスに次ぐ6番目に高い懸賞金額になっています。
また、ミホークは海賊団を率いてないことから単純にミホーク単体にかけられた懸賞金です。やはりミホークの強さは4皇級といえるのではないでしょうか。
現在はクロコダイルやバギーと共にクロスギルドで海兵狩りを実施していますが、さらに今後の動きに注目ですね!