水をしっかり飲むことは体に良いとよく聞きますよね。
それは私たちの体の大半が水でできているからです。
・胎児 約90%
・新生児 約75%
・子ども 約70%
・成人 約65%
・老人 約55%
となっています。
ジュースなどでできているわけではありません!
ですので水を直接体内に取り入れることは体そのものに直接えいきょうするといっても過言ではありません。
なので今回は水を飲むことで得られる8つの健康効果と正しい飲み方をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
・水は本当に体に良いの?
・水を飲めばどうなる?
・水はあまり飲まない
・水を飲めとよく言われる
【水は美容にいい?一日2リットル飲もう!】 水の8つの健康効果と正しい飲み方
①水を飲んでストレス解消
人間はイライラした際に体温が上昇します。
体温が上昇するということは汗をかき水分が失われてしまいます。
そしてストレスは血中ナトリウムを増幅させてしまいます。
血中ナトリウムが上昇すると血圧が高くなることもあります。
そんなときには水を飲むようにしましょう!
水を飲むことで上がった体温を鎮めてくれたり、血中ナトリウムを安定してくれます。
ですので水を飲むことはストレス解消にいいといわれています。
②水を飲んで疲労回復
水分不足などにより血液がどろどろの状態が続くと、体内に栄養・酸素が十分に運ばれなくなります。
その状態が続くと疲れがたまり、疲れが取れにくくなります。
水を定期的に飲み、水分不足を防ぐことで体内に栄養・酸素が運ばれやすくなります。
そして汗をかきやすい運動前・入浴前・就寝前にコップ一杯の水を飲むことで疲労の軽減にもつながります。
③水を飲んで美肌に(美容)
水分不足で血液がどろどろの状態だと新陳代謝が悪くなってしまいます。
新陳代謝が悪くなると、ターンオーバーがしっかりと働かなくなってしまいます。
ですので水をしっかり飲んでターンオーバーがしっかり働くようにしましょう。
そして水をしっかり飲むことで体内の老廃物が排泄されます。
その結果新陳代謝がよくなりターンオーバーがしっかりと働くようになります。
④水を飲んでダイエット
先ほどもご紹介したとおり水を飲むことで新陳代謝がよくなります。
そしてこちらも先ほど解説しましたが老廃物の排泄を促してくれます。
それだけでも水はダイエットに良いということがわかりますね。
また水を飲むことで一時的に空腹感を満たしてくれます。
そして後程解説しますが、便秘・むくみの解消にもいいですので、見た目からも変化がわかるようになります。
またダイエット目的なら、なるべくミネラルが多く含まれているものをおすすめします。
そうなると軟水より硬水がおすすめです。
硬水は軟水より多くのミネラルを含んでいます。
ただ硬度が高すぎるものは内臓への負担が重くなるので、自分の体に合ったものを選びましょう。
もし不安な方は水をしっかり飲むということが大事なので軟水でもOKです!
⑤水を飲んで便秘解消
水には食物繊維など便秘に良いといわれる成分は入っていません。
しかし水は便秘に良いといわれています。
それは水を飲むと便の水分量を増やしてくれるからです。
便が硬すぎるとどうしても便秘になりがちです。
しっかりと水分量のある便はやわらかく排便しやすいです。
ただ水を一気に飲むと吸収されにくく尿になって、頻尿の原因になるのでこまめに飲むようにしましょう!
⑥むくみ解消
むくみは血液の流れが悪く、体内にうまく血液やリンパ液が流れていないから起こる現象です。
ですので水を飲んで血の巡りをよくすることが、むくみ解消につながるということです。
そしてむくみ解消目的に水を選ぶならミネラルの中でもカルシウム・サルフェートを多く含むものを選びましょう!
カルシウムは血管をやわらかくする役割があります。
サルフェートはデトックス効果があります。
サルフェートという成分はあまり聞きなれない成分ですが、海外産の硬水に多く含まれています。
ただ先ほども説明したとおり硬度が高すぎるものは内臓に負担がかかるので注意が必要です。
⑦頭痛の予防・軽減
頭痛の原因はいろいろありますが原因の一つに脱水症状があります。
脱水症状はご存じのとおり水分不足が原因でおこる症状です。
水分をしっかり取り脱水症状を防ぐことで頭痛の予防・軽減につながります。
⑧心臓病の予防
2002年5月1日に American Journal of Epidemiologyに下記のような研究結果が記されていました。
「1日にコップ5杯以上の水を飲んだ人は、水をコップ2杯以下しか飲まなかった人より心臓病で死に至る確率が41%低い」
直接的な関係は不明ですがこのような研究結果がでているので、水を飲んでおいて損はないです!
水の正しい飲み方
ここまで水を飲むメリットについて解説しました。
ただそのメリットも正しい飲み方で続けた場合です。
間違った飲み方をすると反対に体に悪影響を与えてしまう場合もあります。
いまからは水の正しい飲み方を解説していきます!
(1)一日2リットル以上は最低飲む
昔はコップ〜杯飲んでくださいという表現もありましたが、やはり数値として換算すると2リットル以上は最低でも飲んでもらいたいです。
3リットル飲んでもらっても全然構いません。
そんなに飲めないよーという方も無理してでも飲むことをお勧めします!
(2)一気にではなくこまめに飲む
水分はただ飲めばいいというわけではありません。
ここでNG例をあげます
・喉が渇いたら飲む
・一回で多くの量を飲む
・汗をかいたら飲む
などです。
まず、喉がかわいたら飲むというのでは遅いです。
喉がかわいたというのは体が水分を欲しているサイン。
もうすでに体内に水分が足りないですよ〜ということ。
大げさにいえば危険信号ということです。
次に一回で多くの量を飲むというのもダメです。
こまめに多くの量を飲むのは別に構いません。(お腹を壊さない程度ですが)
しかし、一日2リットルと決めていて3食の食事の時にまとめて2リットルとりました!はダメです。
一回の水分の吸収には限界があります。
溢れてしまった分はしっかり吸収できていませんし、尿に変わり頻尿の原因になります。
ですのでこまめに取ることをお勧めします!
最後に汗をかいたら飲むというのもダメです。
上記ののどがかわいたら飲むというのと同じで汗をかいてから飲むというのは遅いです。
もちろん飲まないといけないのですが、運動する前、お風呂入るまえなど、汗をかく前にしっかりと体内に水分を取りこんでおく必要があります。
また寝ている間にも人はたくさん汗をかきます。
ですので寝る前にもしっかり水分補給をしましょう!
そしてクーラーのあたるところにいたから汗かいてないよという方もしっかり取りましょう!
汗はかいていなくても乾燥して水分はなくなっていきますので水分をとらないと危険です。
水の8つの健康効果と正しい飲み方 まとめ
今回のまとめ
水がもたらす健康効果
・ストレス解消
・疲労回復
・美肌・美容
・ダイエット
・便秘解消
・むくみ解消
・頭痛の予防・軽減
・心臓病の予防
水の正しい飲み方
・一日2リットル飲む
・一気にではなくこまめに飲む
水は私たちが生きていく中で欠かすことのできないものです。
今回ご紹介したとおり水を飲むことはたくさんのメリットがあります。
またただ飲むのではなく正しい飲み方で飲むことが大切です。
そうすることでより大きな健康効果を得られます。
また何のために飲んでいるのか目的を明確にし、継続して水を飲むようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!